かの
【かの】連体詞使い分けの視点
かのには、空間の距離とは別の座標が要ります。視界の外、多くは時間の彼方にあるもので、しかも読者と共有している知識の中でただ一つに定まる相手——その二つの条件が交わる範囲だけが、この語の定義域です。正面から使えば語りは史伝の格を帯び、身近な人物にわざと付ければ諧謔になります。目盛りの外は、めったに指さないからこそ外なのです。一つの章で何度も指さず、頻度は絞ってください。
同義語
同品詞の類義語
類義句
同品詞の慣用的言い換え
婉曲・強調変換
ニュアンスの増減(婉曲化・強調化)